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初来日のマイケル・ディー「世界中で乗れるジョッキーに」 いきなり存在感をアピール

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 待望の初来日に胸が躍る。26日から短期免許で2カ月間騎乗するマイケル・ディー騎手(29)=ニュージーランド=が、東京開幕週から存在感をアピールする。

 オーストラリアを拠点に活躍。22年コーフィールドCなど、ビッグレースを毎年のように獲得している。「世界中で乗れるジョッキーになりたい」と夢を抱く若武者は、以前から日本競馬に関心を寄せていた。身元引受調教師は国枝師。「アーモンドアイはもちろん知っています(笑)。昔からジャパンCに興味があり、オーストラリアから参戦した馬や騎手を見続けてきました。東京で乗れるのは感慨深いし、楽しみです」。来日にあたっては、日本でおなじみのクレイグ・ウィリアムズから多くのアドバイスをもらい、イメージトレーニングを積んできた。

 すしや刺し身といった日本食を好む29歳は、手足が長く、スラッとした体形が特徴的。キリッとした端正な顔立ちには、自信とともに野心も垣間見える。セールスポイントは「馬に合わせて、前でも後ろでもリズム良く乗ること」。日曜東京11R・フローラSのピコローズは残念ながら除外となったが、早速、重賞の騎乗依頼が来たように関係者の期待度は高い。自身が理想とする“オールラウンダー”の手綱さばきに注目だ。(デイリースポーツ・松浦孝司)

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