阪神・緒方凌介が戦力外に…俊足&強肩&勝負強さで“新庄2世”と呼ばれた男
阪神・緒方凌介が戦力外通告を受けました。2012年ドラフト6位で入団、俊足&強肩&勝負強い打撃で掛布雅之氏からも高く評価され“新庄2世”と呼ばれた男。ケガと戦いながら必死にもがき続けた6年間でした。
公開日:2018.11.4
指揮官だけではない。「打撃でも守備でも走塁でも(各部門で)名前が挙がっていた」と、各担当コーチからも名前が出るほど。それほど、鮮烈な印象を残してきた。
緒方が満場一致でキャンプMVP
この一報に、緒方も「すごく光栄。率直にうれしいです」と笑顔。何よりも「走攻守」の3部門で高い評価を受けたことを喜んだ。
緒方が満場一致でキャンプMVP
「この世界に入る前に、三拍子すべてで勝負したいと言って入って来たので、自分の自信になります」
2014年、つかみ取った1軍キャンプスタート
年が変わっても緒方の評価は右肩上がり。
阪神の掛布雅之DC(58)が16日、鳴尾浜で行われた若手の強化練習を視察し、プロ2年目で宜野座キャンプスタートが確実な緒方凌介外野手(23)を若虎の一番星に指名した。
掛布DC“若虎一番星”に緒方を指名
「形ができている。彼にとって、楽しみな1年になるね。レベルアップというよりは良いものを持ってる。形が崩れなくなったし、台湾で自信をつけたんじゃないかな」
掛布DC“若虎一番星”に緒方を指名
11、12月に台湾で行われたアジア・ウインターリーグでは22試合の出場で打率・348を記録した。異国の地で見知らぬ投手から残した数字が示す意味は、想像以上に大きい。
掛布DC“若虎一番星”に緒方を指名
本人も「秋季キャンプでスタンスが広くなるクセを指摘されて、そこを意識してやってきた。今は気にならないし、キャンプでは開幕1軍に入るために猛アピールしたい」と力を込める。
掛布DC“若虎一番星”に緒方を指名