阪神・緒方凌介が戦力外に…俊足&強肩&勝負強さで“新庄2世”と呼ばれた男
阪神・緒方凌介が戦力外通告を受けました。2012年ドラフト6位で入団、俊足&強肩&勝負強い打撃で掛布雅之氏からも高く評価され“新庄2世”と呼ばれた男。ケガと戦いながら必死にもがき続けた6年間でした。
公開日:2018.11.4
「交流戦、西武1-8阪神」(15日、西武ド)
緒方V弾4打点!23歳新星やりました
勇気百倍の一撃だ。阪神の緒方凌介外野手(23)が1‐1で同点の五回、決勝の2号3ランを中堅右へ突き刺した。
真ん中の直球を無駄のないスイングで打ち返した。
緒方V弾4打点!23歳新星やりました
「前の打席も、その前の球も、チェンジアップを空振りしたので、チェンジアップは頭にあったけど…。どうやって振ったか覚えていない。必死だった」
「緒方コール」に迎えられた初のヒーローインタビューでは初々しさを見せた。自己紹介はしどろもどろで、本塁打の質問には六回の適時打の感想を返してしまった。「あんなに緊張するとは思わなかった。声が震えていた」と苦笑いを見せた。
緒方V弾4打点!23歳新星やりました
飛ぶ鳥を落とす勢いに見えた2年目の緒方。しかしこの後、守備や走塁でミスを犯すなど精彩を欠き2軍落ち。再昇格を目指す中、右膝を痛めるアクシデントが。
阪神・緒方凌介外野手(24)が12日、鳴尾浜で行われた紅白戦の試合前練習中に右膝を負傷。試合には出場せずに、山下2軍チーフトレーナーと検査のため病院へ向かった。
緒方、練習中に古傷・右膝負傷で病院へ
緒方は「(右膝を)ひねったみたいです。伸ばせない。大丈夫だと思いますけど」と話したが、病院へ向かう際には、松葉づえをついてタクシーに乗り込んだ。
緒方、練習中に古傷・右膝負傷で病院へ
この後、右膝の半月版を手術することに。
2015年、右膝手術から復活目指す
アクシデントに見舞われた緒方は、復活を目指して2軍で汗を流す日々を過ごします。