阪神・緒方凌介が戦力外に…俊足&強肩&勝負強さで“新庄2世”と呼ばれた男

阪神・緒方凌介が戦力外通告を受けました。2012年ドラフト6位で入団、俊足&強肩&勝負強い打撃で掛布雅之氏からも高く評価され“新庄2世”と呼ばれた男。ケガと戦いながら必死にもがき続けた6年間でした。

公開日:2018.11.4

2013年5月4日デイリースポーツ紙面

9月にはデイリースポーツのインタビューで、プロ入り8カ月での思いを語っています。

2013年9月3日デイリースポーツ紙面

【2013年9月3日デイリースポーツ紙面より】
 ―プロに入って約8カ月がたった。
 「プロの世界というのは、華やかな感じもあったんですけど、そこに行くまでに、地道な努力をしているんだと実感できました」
 ―4月末に1軍昇格。東洋大の大先輩・桧山選手と同じ舞台に立った
 「プロに入ってきたばかりで、野球をどうこうしようと考えるより、まずは思い切り自分のやれることを全力でやらないと、この世界は後悔が多いからと教わりました。しっかりと自分の力を出し切れるようにやることが大事だと。それが胸に染みました。長くやられている方がおっしゃることなので、すごく重みのある言葉でした」
(中略)
 ―理想は走攻守三拍子そろった選手。
 「そうですね。35歳、40歳になっても走れる選手でありたいです。右投げ左打ちの外野手といえば、自分の中では福留さんやイチローさん。高すぎる目標ですけど、目指して頑張っていきたいと思います」

2年目のブレークへ!注目度急上昇

プロ1年目は目立った結果を残せなかった緒方ですが、シーズン後に迎えた秋季キャンプから注目度は急上昇!
デイリースポーツでも紙面上での扱いは大きくなり、ついに1面でも「緒方」の文字が躍りました。

2013年11月3日デイリースポーツ紙面

 「阪神秋季キャンプ」(2日、安芸)
 新庄の再来か‐。ルーキーが南国で輝いた。阪神・緒方凌介外野手(23)が2日、シート&ゲーム式ノックで“強肩発動”した。低く、強い矢のような送球は、鉄砲肩で鳴らし、メジャーでも活躍した新庄剛志氏(41)をフラッシュバックさせた。

緒方の強肩まるで新庄!外野争い名乗り

 鋭い視線を投げかけた和田監督の視線を奪った。
 「ええね。足も速いし。来年の外野手争いに入ってきてもいい」。5月以来、約半年ぶりに見るその姿は、大きな変貌を遂げていた。

緒方の強肩まるで新庄!外野争い名乗り

 守備だけじゃない。バットを短く持ち、広角に打ち分けるシュアな打撃も魅力十分。「非常にシャープだし、ガッツがある」と和田監督は、攻守両面での才能を高く評価した。

緒方の強肩まるで新庄!外野争い名乗り

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