阪神・緒方凌介が戦力外に…俊足&強肩&勝負強さで“新庄2世”と呼ばれた男

阪神・緒方凌介が戦力外通告を受けました。2012年ドラフト6位で入団、俊足&強肩&勝負強い打撃で掛布雅之氏からも高く評価され“新庄2世”と呼ばれた男。ケガと戦いながら必死にもがき続けた6年間でした。

公開日:2018.11.4

膝の手術から癒えた2016年、緒方は巻き返しへ向けて闘志を燃やします。

2016年1月18日デイリースポーツ紙面

【2016年1月18日デイリースポーツ紙面より】
 阪神の緒方凌介外野手(25)が17日、福留とのハワイでの合同自主トレを打ち上げ、鳴尾浜で自主トレを開始した。今季は〝福留塾〟の経験を生かし、チームスローガンのような「超変革」を目指す。
 PL学園の先輩と初めての合同自主トレは、濃密な10日間だった。走り込み中心だったが、素振りでスイングをチェックしてもらう機会があった。土台となる体づくりのために、食事の重要性も伝えてくれた。
 「得るものが多かった。せっかく連れて行っていただいたので、教えてもらったことを実践しつつ、成長した姿を見せることが恩返しだと思う」。江越、新人・高山らライバルとの競争に勝ち、4年目のブレークを目指す。

2016年1月25日デイリースポーツ紙面

 沖縄1軍キャンプスタートの阪神・緒方凌介外野手(25)が24日、今季も超軽量スパイクを使用することを明かした。ミズノ社が扱う最軽量の相棒で、混戦の外野争いをトップで駆け抜ける。

緒方 外野争いへ今季も超軽量スパイク

 体への負担は大きく、阪神で使用しているのは緒方だけだ。アピールしなければいけない立場の4年目は、「0・1秒でも速ければ盗塁を決めたり、タッチをかいくぐったり、できるかもしれない」。多少のリスクがあっても、14年から履いている相棒の継続使用を決断した。

緒方 外野争いへ今季も超軽量スパイク
2016年3月4日デイリースポーツ紙面

 「オープン戦、ソフトバンク3-3阪神」(3日、ヤフオクドーム)
 この気合が金本イズムの真骨頂だ!六回、先頭の阪神・緒方凌介外野手(25)が右膝に死球を受け、打席で苦悶(くもん)の表情を浮かべた。

これぞ金本流 死球緒方に「骨か肉か」

 そこに駆け寄った金本知憲監督(47)が放った言葉は「(当たった箇所は)骨か?肉か?」-。「肉です」と答えた緒方は一塁へ。鉄人らしい激励、そして痛みを我慢しプレーを続けた若虎。チームには確実に金本イズムが浸透している。

これぞ金本流 死球緒方に「骨か肉か」

開幕を1軍で迎えた緒方。時おり活躍を見せるものの、その後は2軍と行ったり来たり…。

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