阪神・山田 3年目の来季は新フォームで打撃向上&基礎練習で失策数減少へ 「開幕1軍、スタメンを目指して」 ディベイニー、小幡、木浪らに負けん

 阪神の注目の若手選手を紹介する企画第5回は山田脩也内野手(20)を取り上げる。2年目の今季は2軍で100試合に出場し、打率・198、51安打をマーク。ルーキーイヤーと比べて横ばいの印象だが、プロ初本塁打を含む3発を放ち、パンチ力が向上した。

 もっとも課題が残ったのは持ち味だったはずの守備だった。ウエスタンでは21個の失策を記録。秋季キャンプでは「論外ですね。焦りすぎたというか急がなくてもいいのに急いだプレーが多かった。もっと楽にプレーできたら」と振り返った。

 失策減少へフェニックス・リーグから取り組んでいた練習がある。「グラブを地面に着けたまま素早く移動できるようにっていうのはずっとやっていました」。上体が高いことからボールをつかめず抜けたり、グラブではじいたりすることがあった。現在は基礎から取り組んでいる。

 入団時から課題だった打撃力も少しずつ向上している。10月15日のファニックス・リーグ斗山戦では満塁弾を放った。長打力向上の理由は新フォーム。シーズン途中からヘッドが投手側に入りすぎないフォームでバットを振っていた。「結果も欲しいけど1打席1打席自分と向き合っていきたい」と欲を出さずに自らのやり方を確立する。来季は3年目。「開幕1軍、スタメンを目指してやっていきたい」。1軍で固定が叶わなかった遊撃の椅子を来季は必ず射止める。

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