阪神・藤川球児監督 リーグVのMVPは「坂本と中野」 献身性を高く評価「その中には大山もいます」

 阪神の藤川球児監督(45)が31日、大阪市内の阪神電鉄本社を訪れ、秦雅夫オーナー(68)にシーズン終了の報告を行った。その後、粟井一夫球団社長(61)とともに会見を開き、今シーズンを総括。MVPには坂本誠志郎捕手(31)と、中野拓夢内野手(28)を挙げた。

 就任1年目の今季は球団の新人監督として初のリーグ優勝に導いた。要因として個人名を問われた指揮官は「これだけみんな頑張ってくれたシーズンで、(投打)1人ずつというのはすごく難しいですね」と前置きした上で、「僕はグランドをベンチから見渡して、監督の場所から見渡して、一番頑張ったのは坂本。それと中野ですね」と野手2人の名前を挙げた。

 理由として「やはりチームを支える部分は、どれだけ難しく価値があるのか。表舞台で勇ましく戦って、頑張ってくれる選手もたくさんいます。ただ、本当にチームが勝つためには見えない小さな事が非常に重要。それが本当に勝つためには必要だと思います。組織で勝つためには、目に見えない小さな積み重ねが必要。それを体現してくれたのが、その2人」とし、加えて「その中に大山もいます。大山もいます」と、不動の5番として打線の核を担った大山の功績をたたえていた。

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