阪神 岡田彰布顧問のキレッキレ解説に与田剛氏「岡田さんの言う通りに進んだ試合」勝負眼的中&マダックスも予言 NHK中継は「イニング間がええね」

 「阪神2-0中日」(10日、甲子園球場)

 阪神の岡田彰布オーナー付顧問がNHKの地上波中継で解説を務めた。追加点を奪った七回の勝負眼を見事に的中させ、村上の98球完封勝利も予言させるなどズバズバ的中。一緒に解説を務めた与田剛氏も「ズバズバと岡田さんが言うように試合は進んでいった。そんな放送でした」とうなった。

 七回1死二塁から「ここはアレですね」と勝負眼を提示した岡田顧問。「次の1点」をテーマにゲームを追い、2死から佐藤輝が左中間へ適時二塁打を放った。さらに八回を終えた時点で「これってマダックスかな」と村上が100球以内で完封する可能性を指摘。試合は勝負の九回に入ると、「上林のところやね」と語り、右前打を浴びると「ちょっとヤバいぞ」と声色が変わった。

 ここからチームの勝利が最優先に頭が切り替わったとみられ「マダックスって何かあんの?スポーツ新聞的にはええけど」とまさかの回答。実況アナが可能性を伝え続けると「ヘッ、そればっかりなって」と苦笑いの声が漏れた。

 最後は二ゴロ併殺打でゲームセット。98球の完封勝利に与田氏は「岡田さんの読み通りですね」と声をかけると、「いやいや、そう考えるでしょ(笑)」と声が弾んだ。終了後には「1点の重みというか、そういうゲーム」と振り返り、「だから2点勝負、そのくらいかなーっていうのがあって。初回、助けられたのがあったけど、まあ、開幕投手同士の投手戦。タイガースがうまく点をとった。ここいう時に一本出た」と分岐点を語った。

 その上で「交流戦までに2桁貯金を作っとかないといけない。2桁ほしい。交流戦はキツい。力のある投手というか、パ・リーグは多いですから。そこで苦戦すると思っておいた方がいい」と課題を口にした。他球団が故障者続出で戦力が整わないだけに、独走態勢に入っておくべきと説いた。NHKでの中継はCMがないため、3時間弱、しゃべり倒した一戦。最後は「イニング間がええね」と納得のコメントを残していた。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス