阪神 岡田彰布オーナー付顧問「突然のことで非常に驚いています」角和夫氏の訃報に際しコメント発表

 あいさつを終え降壇する阪急阪神HD・角和夫会長(手前は阪神・岡田彰布監督)=2023年1月
乾杯する阪神・岡田彰布監督(左)と阪急阪神HD・角和夫会長=2023年1月
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 阪急阪神ホールディングスの前会長・角和夫氏が死去したことが7日、明らかになった。4月26日に自宅で逝去し、葬儀・告別式は既に執り行われたと同社が発表。76歳だった。後日、お別れの会が開催される予定だという。

 阪神の岡田彰布オーナー付顧問は「突然のことで非常に驚いています。昨年監督を退任した際には、マスコミを通じて労いのお言葉を拝見したりと、同窓の大先輩として温かく見守っていただきました。あらためて感謝の意を表するとともに、心よりご冥福をお祈りします」とコメントを発表した。

 角氏は2022年には阪神タイガースの監督として岡田彰布氏の招聘を主導し、18年ぶりのリーグ制覇、38年ぶりの日本一を達成した。

 昨年9月、デイリースポーツの取材に応じた際には「立派なものですよね。お願いしたかいがあったなと。期待通りの采配というか、野球理論というか、チームの運営のやり方とか、非常にいい」と岡田采配を絶賛。「少なくともこの2年間で礎は作ってもらった」と語っていた。その後、昨年12月に健康上の理由で会長を退任し、グループ最高経営責任者(CEO)と取締役も外れていた。

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