阪神・岡田監督「あと2試合しかないんやで!」4連敗のチームに危機感「伝わってこーへん」一問一答

 7回表終了後、選手交代を告げにベンチを出る岡田監督(撮影・高部洋祐)
 4回、中川圭に同点ソロを浴びる青柳(撮影・立川洋一郎)
 5回、空振り三振に倒れた近本(手前)と選手交代を告げに向かう岡田監督(撮影・中田匡峻)
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 「オープン戦、オリックス5-2阪神」(24日、京セラドーム大阪)

 オープン戦4連敗となった阪神・岡田彰布監督は、開幕投手に決まっている青柳に苦言を呈した。大山のオープン戦1号2ランで逆転した直後に2失点し「流れがこないわな」と厳しい表情。チームも4連敗となり、OP戦は残り2試合。「(危機感が)伝わってこーへん」と奮起を促した。

 以下、一問一答は次の通り。

 -青柳が4回3失点。

 「なぁ~。ボールばっかりやもんな」

 -あれだけボール先行すると。

 「だって、ボール投げろとは言うてへんから、分かれへんやんかそんなもん。何でボールなるんか。そら左ばっかりで外に投げて、クイックでも外に流れてボールばっかりになる。クイックは神宮の時にも言うたやんか。まだやるんよな。そんな走れへんやろ。それよりもコントロール乱す方がなぁ。2回連続で同じことやもんな」

 -4回で降板となったが、もっと投げて欲しかった。

 「いやいや、そんなんお前、あと3試合しかないのに。他のピッチャーも入れてるんやから。そんな余裕ないよ。9番に入れてて、負けてるんやから。そら点取りにいかなあかんやろ」

 -1週間で調整してほしい。

 「調整いうてもな。ボールの数の方が多いんやで。初回にしても二回にしても。言いようがないわな。ここに来てな。だから打たれて4回で8本か。結局、カウント悪くして甘いところ投げなアカンくなってな。そういうことやろ。ヒット打たれたときは(ビジョンで)映像が出るからな。すぐ分かるやんか。ど真ん中ばっかりやもんな。他のピッチャーもそうやけど、あれじゃあかんわな。ハッキリ言うて」

 -大山に一発。

 「そら今年、一番ええ当たりやろ」

 -最後も四球を選んだ。

 「四球を選ぶとか、流れ的にいいホームランでな。投手戦やったらあの後に2点をかえされると流れがな(向こうに行ってしまう)。そういうことやろ。久しぶりに4番がああしてホームラン打って、その後に簡単に逆転されるということは、こっちに流れはこないわな」

 -打ち方としてはいい状態?

 「そらまだまだやろ」

 -森下はいろんなタイプに対応できてる。

 「だから言うてるやん。対応できてるのは森下だけやんか。そんなもん。ちゃんとしてちゃんと振ってるやつは、四球も選べてるやんか。そういうことやんか」

 -近本、佐藤輝はまだまだ?

 「そんなんまだまだやろ。あれでオッケーとは言われへんやんか。何で(ヒットが)でないかって、そう言うてもしょうがないやんか。ヒットでぇへんのもしょうがない。代えるか?そこまで言うなら自分で代えたらええやん」

 -残り2試合。

 「そのためにピッチャー9番入れてるんよ。青柳のための5イニングじゃないんよ。そらあんなピッチングしてたら(シーズンやったら)代えるよ。あと2試合しかないんやで。伝わってこーへんわな」

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