乱闘騒動のジョリーが芦澤竜誠を秒殺一本!アンチに「ちょっとはファンになりたくなったかな。今からでも遅くないよ」
「RIZIN 師走の超強者祭り」(31日、さいたまスーパーアリーナ)
第一試合(MMAルール5分3R、61・0キロ契約)が行われ、前日の公開計量で乱闘騒動を起こしたジョリー(28)=FIGHTER’S FLOW=が1回25秒、腕ひしぎ十字固めで芦澤竜誠から一本勝ちを治めた。開始早々に組み付き、グラウンドに引きずり込んだ、脚関節を警戒する相手の腕を取り、そのまま一気に腕十字に仕留めた。
確かな寝技技術を披露したジョリーは、リングで「ショー的にオモロイことをしたかったが余裕がなかった。これからRIZIN20周年に向けて顔になれるようにしまう。今までアンチだった人も応援してくれたらうれしい」と呼びかけた。
試合後の会見では「言葉に表せないほどドーパミンが出て幸せ」と話し、芦澤に対しては「すごく怖かった。トリッキーなのは分かっていたので、相手のペース、会場の雰囲気に飲まれないようにした」と語った。一本勝ちの場面については「スクランブル(混戦)の時に絶対に(相手は)寝技をしないから、腕をプレゼントしれくれる。脚関節に気を付けていると本人が言っていたので、下からの腕関節を練習していた」と胸を張った。
試合後はセコンドに付いた師匠の安保瑠輝也が感涙していた。ジョリーは「瑠輝也くんが、初めて涙を流しているのを見て、本人もオレもビックリしました」と振り返った。
SNS検索では「ジョリー」がトレンド上位となったが「悪い意味で何回もなっているので、何とも言えないですね」と苦笑い。その上で「うれしいですね」と話した。
自身に批判的なアンチに対しては「ちょっとはファンになりたくなったかな。受け入れるので、今からでも遅くないよ」と改めて呼びかけていた。なお試合後は芦澤に感謝を伝え「強かったよ、ありがとうね」と返され、遺恨が解消したことを明かしていた。





