阪神新スローガン、そらAREよ “岡田の考え”反映「まあアレアレって言ってるから(笑)」

 スローガンを手に拳を掲げる岡田監督(代表撮影)
 スローガンを手にする岡田監督(代表撮影)
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 阪神は17日、来季のスローガンが「A.R.E.(えー あーる いー)」に決定したと発表した。Aは「Aim!」、Rは「Respect!」、Eは「Empower!」の頭文字で、それぞれに岡田野球にふさわしい言葉を選んだ。シャレが効いた合言葉に乗っかって、18年ぶりの“アレ”を目指す。

 来季のスローガンはシンプルでいてインパクト十分だ。「A.R.E.」は「アレ」ではなく、「えー あーる いー」と読む。就任以来すっかり世間に浸透した“岡田節”がそのままスローガンとして採用され、岡田監督は照れ笑いした。

 「まあアレアレって言ってるから(笑)。語呂もいいし。いろいろ考えてね、おーん。いくつかある中からAとRとEでいい言葉を選んで、これにした」

 「A.R.E.」には“岡田の考え”が存分に反映されている。Aは「Aim!」、Rは「Respect!」、Eは「Empower!」の頭文字。「個人、チームとしての明確な目標(aim)に向かって、野球というスポーツや諸先輩方に対しての敬いの気持ち(Respect)を持って取り組み、個がさらにパワーアップ(Empower)することで、最高の結果を残していく」。岡田野球にふさわしいパワーワードが並び、虎党も大興奮のスローガンとなったようだ。

 ツイッターでは早速トレンド入り。「アレやないんかい!」とのツッコミがあふれる中、阪神の阪本三千男営業部企画興行担当次長(50)は「ファンの方にはアレと呼んでもらって構いません」と苦笑いしつつ、「アレという(読む)のも何かストレート過ぎるかな」と担当者としてのこだわりを明かした。

 「アレは優勝を指す言葉ですが、アレに向かうための思いを込めたかった。アレとも読めるし、それぞれ意味を持って、スローガンとしても成り立つ」

 岡田監督に伝える前は「ふざけていると思われるかな」と心配したが「よし、これでいこう!」という将の言葉に一安心。「非常に分かりやすくていいかな」と納得顔だ。

 岡田監督も「アレばっかりで最初から言ってるから。まあ1年間はこれを通して。いっぱいこういう言葉が選手の口から出ると思うけど、これに向かって頑張りたいですね」とお気に入りの様子。18年ぶりの“アレ”へ、「A.R.E.」の合言葉とともに、チーム一丸で突き進む。

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