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元阪神・猪俣氏、ワシントン近郊で寿司職人 最高年俸6000万円の左腕は年収500万円

元阪神の猪俣隆氏=92年撮影
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 元阪神の先発左腕、猪俣隆氏(53)が12日放送のテレビ東京系「プロ野球ドラ1は今…」に出演し、現在、米・ワシントン近郊で寿司職人として働いている姿が明かされた。

 猪俣氏は1986年に阪神からドラフト1位指名され、法大からプロ入り。1年目は14試合に先発して5勝、93年には11勝を挙げるなど、プロ通算12年間で43勝63敗の成績を残した。

 引退後は寿司職人になるべく、月収手取り9万円で2年間、修行。その後、渡米したという。

 現在の生活ぶりも紹介され、猪俣氏は午前9時50分に一番乗りで開店準備。手際よくカリフォルニアロールを巻き、マグロをさばくと、昼食時にはそのマグロや甘エビ、いくらなどが乗ったシェフズスペシャルという25ドル95セント(約2950円)のランチ寿司をつくっていた。

 気になる収入だが、現役時代は最高年俸6000万円を得ていた猪俣氏は現在、年収は500万円といい、「野球は球場に足を運んでいただいて僕のプレーを見て喜んでいただく。料理もお客さんが喜ぶ姿を見られる。喜んでもらえる者を提供する、喜びを今、感じています」と充実感を漂わせた。

 一方、ボールから寿司へと握り変えた左腕だが、野球への情熱は今もなお、消えておらず、店内ではメジャーリーグをテレビ観戦。「ゲーム見ていると投げたくなる。メジャーのマウンドに上がってみたかった」とも語っていた。

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