大相撲 三段目後半に序二段の取組、電車遅延で遅刻力士が勝利「相手には申し訳ない」
「大相撲初場所・6日目」(16日、両国国技館)
朝から京浜東北線、山手線が運転を見合わせ、首都圏の交通網が大混乱したことを受け、到着が遅れた茨城・阿見町に部屋を構える二所ノ関部屋の貴正道、古田の取組が審判交代前に組み込まれた。
三段目の取組後半に土俵に上がった両者。西序二段4枚目の貴正道は醍醐山(伊勢ノ海)を突き倒し2勝1敗とした。西三段目70枚目の古田は龍葉山(時津風)に寄り切られ2勝1敗となった。
醍醐山は普段通りの時刻に部屋を出発し、最寄りのひたち野うしく駅で大幅な遅延を知った。居合わせた一般の人から「両国まで遅れているけど大丈夫」と、心配されたという。
通常より20分遅く乗車したが、運行が途中でストップ。「こりゃダメだ」と国技館にいる部屋の幕下行司、木村猿ノ助に連絡した。館内では「交通機関遅延のため到着次第、取組を行います」とアナウンスが流れる措置が取られた。
通常より1時間20分ほど遅れ、午前11時頃に三河島駅に到着。タクシーの乗車アプリを使うも、全くつかまらず、たまたま空車のタクシーを拾って国技館に到着した。取組が行われたのは午後0時55分だった。
貴正道は「どうにもならないので電車ではリラックスしていました。到着してからはいつも通り準備できたのですが、相手の方には申し訳ないです」と話していた。





