ガルシア、106日ぶり3勝目 近本がリーグトップの33盗塁 安打も新人2位

 「巨人1-2阪神」(16日、東京ドーム)

 阪神が巨人に競り勝ち、連敗を2で止めた。近本が足で2得点に絡む活躍。今季最後の敵地・東京ドームで一矢を報いた。

 初回。近本が1死から四球を選んで出塁。続く福留の打席で3球目、果敢にスタートを切った。13日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、3試合ぶりの盗塁を決めた。福留の中前打で近本は悠々先制のホームに生還した。

 さらに六回だ。近本が先頭で打席に立つと、左翼フェンス直撃の二塁打でチャンスメーク。続く福留が左飛に倒れると、マルテの打席で1-1から3球目に三盗に成功。1試合2盗塁は8月17日の巨人戦(東京ドーム)以来7度目。これで、今季通算33盗塁とし、リーグトップの山田哲(ヤクルト)に並んだ。また、セ・リーグの新人としては1989年・笘篠賢治(ヤクルト)を抜いて歴代5位の記録となった。

 近本は七回にも中前打を放ち、今季通算150安打として、京田(中日)を抜き、セ・リーグの新人安打記録の2位となった。

 また、マルチ安打は今季41回目で、新人歴代単独9位。球団新人では1998年・坪井智哉を抜いて最多となった。長嶋茂雄(巨人)が1958年に記録した、リーグ新人記録の153安打も間近に迫ってきた。

 先発のガルシアは5回1/3を4安打1失点と粘投。8月25日以来となる1軍マウンド。12戦連続白星なしと苦しい時期が続いたが、粘投で6月2日の広島戦(マツダ)以来、106日ぶりの3勝目(8敗)を手にした。

 「先頭へのフォアボールが多く大事な所で投げミスも出たけど、野手のみんなが守ってくれてなんとか粘る事ができたね」

 ガルシアは六回、1死一、二塁を招いたが、島本が好救援。このピンチを無失点で切り抜けると、岩崎、ドリス、藤川とつないで最少リードを守った。藤川は1日の巨人戦(甲子園)以来の12セーブ目となった。シーズンは残り8試合。休養日を挟み、18日からは甲子園でヤクルトとの2連戦を戦う。

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