あれから24年…芸能界、スポーツ界、それぞれの「1・17」

阪神・淡路大震災から24年が経過しました。町はすっかり復興しましたが、失われた命は戻ってはきませんし、今も心に傷を負った人もいます。決して風化させない…それぞれの思いで迎えた24回目の「1・17」。

公開日:2019.1.22

 「あの時、僕たちのところが震源だったら今のように野球ができていたか分からないし、実際生活も変わっていた。今の自分があるのはあのときしっかり生きることができたからかなと思います」

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阪神淡路大震災から24年 オリックスが黙祷 田口コーチ「僕の中では風化しない」

 阪神・淡路大震災から24年となる17日、オリックスは西村徳文監督ら約50人が大阪市此花区の舞洲バファローズスタジアムで神戸の方角に向いて黙とうをささげた。

阪神淡路大震災から24年 オリックスが黙祷 田口コーチ「僕の中では風化しない」

 1995年当時の主力選手だった田口壮野手総合兼打撃コーチは「この日が近づいてくると“また1年たったな”という思いになる。この日が来ると複雑な気持ち。僕の中では風化していない。少しずつ変わっていくけど変わっていない部分もある。経験したことを伝えていかないと、と毎年思います」と話した。

阪神淡路大震災から24年 オリックスが黙祷 田口コーチ「僕の中では風化しない」

 24年がたち、当時生まれていなかった選手も増えた。「経験した者でしか分からない。勝ったときにはあの時以来となる。結果を出してそういう話ができたらいいと思う」。

阪神淡路大震災から24年 オリックスが黙祷 田口コーチ「僕の中では風化しない」
ビジャ、ポルディ、イニエスタが黙とう 神戸2年連続1・17始動

 J1神戸は阪神・淡路大震災から24年となった17日、神戸市西区のいぶきの森球技場で今季初練習を行った。「1・17」の始動は2年連続となる。

ビジャ、ポルディ、イニエスタが黙とう 神戸2年連続1・17始動

 練習開始前には今季から加入した元スペイン代表FWダビド・ビジャ(37)、2年目を迎える同MFアンドレス・イニエスタ(34)らも震災の犠牲者に黙とうを捧げた。

ビジャ、ポルディ、イニエスタが黙とう 神戸2年連続1・17始動

 神戸の下部組織出身のMF小川は「僕たちはプレーで神戸を盛り上げていかないといけない。100%神戸のために戦うところを見せたい」と決意を新たにした。

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