香川真司、2度目W杯へ「恐れるものはない」経験値の重要性も語る

W杯ロシア大会の日本代表最終メンバーに選ばれた香川真司=東京タワーメディアセンター(撮影・三好信也)
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 サッカーW杯ロシア大会の日本代表に選ばれたMF香川真司(29)=ドルトムント=が1日、都内でW杯本大会へ向けた心境を語った。

 報道陣から経験のある選手が多く選ばれていることについて聞かれると「経験ある選手がいることは何よりチームにとって大きいですから。こういう一発の4年に一度の舞台は、そういう選手が多いということはプラスにとらえているし。経験値であったり、選手個人の勘であったりは、そういうものは非常に大事になってくるので」と前向きに受け止めていると明かした。

 6月19日の初戦・コロンビア戦までに、どうチームを高めていくか。「それをうまくチームとして証明していければいいんじゃないかなと。ロシアのメンバー発表あった中で、入れ替えはないということで、それは上の選手が多いなら、そういうものをプラスにして、戦っていきたいし、経験値は非常に高いものが一人一人あると思います」と語った。

 香川のW杯出場は14年ブラジル大会に続き2回目。2010年の南ア大会はサポートメンバーにまわっていた。過去と比べて、「一番準備が出来ているんじゃないかなと思います。もちろん重みはありますし。出るのは2回目、帯同するのは3回目ですけど。恐れるものはないって言ったら変ですけど、それぐらいの準備は僕自身はできているので」とすっきりとした表情で語った。

 今年2月に左足首を負傷し、その後はリーグ最終節まで公式戦に出場できないでいたが、回復を見込まれて代表に選出された。30日のガーナ戦では後半開始から出場した。

 西野朗監督は31日の代表発表会見で、香川について「キャンプの10日間でも上がってきましたし、昨日(ガーナ戦)も少し時間を増やした中で、最近3カ月の中では一番長いパフォーマンス。彼らしいプレーもいくつか見られましたし、よくなっていると思います。さらに、中盤、オフェンシブな中での彼の独特な感覚、センスというのは高まっていくのではないかと考えています」と期待していた。

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