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コスタリカ強豪連破し“死のＤ組”突破

2014年6月22日

　イタリアに勝利し、決勝トーナメント進出を喜ぶコスタリカイレブン（ゲッティ＝共同）

　Ｗ杯４度の優勝を誇るイタリアを沈めたのは、１８７センチの長身ＦＷルイスだった。前半４４分、ＤＦディアスの左クロスにファーサイドへ流れながら頭で合わせる。クロスバーをたたいたボールは真下に落ちピッチ内へと転がったが、ＧＬＴ（ゴールライン・テクノロジー）が即座に「ゴール」の判定を下した。

　マン・オブ・ザ・マッチにも選ばれた２８歳は「この瞬間を夢見ていた。今の気持ちをどう説明していいか分からない」と甘いマスクに笑みを浮かべた。

　大会直前に行われた日本との強化試合（２日）でも、左サイドからのクロスにＤＦ今野を振り切り右足を合わせて得点していた。「何度も練習してきた形。いいタイミングで合わせられた」。ＰＳＶアイントホーフェン（オランダ）に所属する背番号１０は、満足そうに振り返った。

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