明治安田Jリーグが7日に開幕した。J1FC東京は8日の開幕戦(味スタ)で町田と対戦する。FC東京で17年目のシーズンを戦う元日本代表DF森重真人(39)がこのほど、インタビューに応じ、「唯一の自分の目標」と悲願のJ1初優勝への思いを語った。
◇ ◇
-開幕が迫り心境は。
「楽しみ。新しいシーズンが始まるので、本当に楽しみでしかない」
-プロ21年目で初の秋春制。調整の難しさは。
「難しいところはなく、スムーズに入れたかな。やっぱり暖かいので、体もしっかり動いたから。ポジティブな要素しか感じていない」
-百年構想リーグは東地区2位。鹿島と首位を争った。
「鹿島との差があった事実がある。そこを埋めないといけない。ほんの一歩だったかもしれないが、結構大きな差があるなと感じている。それをみんなが感じて、危機感を持って、この1年で埋めるだけじゃなく超えていかないといけない」
-鹿島と感じた差は具体的にどこか。
「全て。全てが足りなかったから、ポイントも足りなかった」
-年上の長友が現在無所属で、自身がチーム最年長に。心境の変化は。
「最年長、経験、立場などは、多少は関係あると思うが、それよりは選手である以上、ピッチで何ができるのかをチームとして評価されていると思う。それは若手からもそういうふうに見られている。ピッチの上での自分の存在価値をどれだけ示せるかが、自分の今の役割かな」
-若手との距離感がいいように見える。
「僕自身、若手としゃべるのは嫌いじゃないし、むしろ楽しい。彼らの考えてること、はやっているものをフラットに話せるのがすごい楽しい。まだ近寄りがたいと感じる若手もいると思うけど、だいぶフラットにしゃべれている。いい後輩たちばかりなので面白いですね」
-FC東京17季目。サポータからは森重選手にシャーレを掲げてほしいという声も多い。
「もうそれが唯一の自分の目標なので。周りがそう思ってくれてるというのもすごくありがたい。ファン・サポーターたち自身も掲げたいと思うので、その思いを今シーズンみんなで集結して、1年間戦えたら」
◆森重 真人(もりしげ・まさと)1987年5月21日、広島市出身。ポジションはセンターバック。広島のジュニアユースから広島皆実高を経て、2006年に当時J1の大分でプロデビュー。10年にFC東京へ移籍。25年6月14日のC大阪戦で史上11人目となるJ1通算500試合出場を達成した。13年に日本代表デビュー。14年W杯ブラジル大会メンバーに選出され、初戦のコートジボワール戦でフル出場した。国際Aマッチ通算41試合出場2得点。183センチ、80キロ。