サッカー日本代表 W杯直前!5月31日に壮行試合実施が決定 森保監督がW杯メンバー発表は壮行試合後を示唆
日本サッカー協会は19日、都内で2026年の各日本代表の日程を発表した。W杯北中米3カ国大会(6月11日~7月19日)を控える男子日本代表は開幕直前の5月31日に国立競技場で、壮行試合として「キリンチャレンジカップ2026」を行い、本大会を迎えることになった。対戦相手は未定。都内で会見した森保一監督(57)は、31日の試合後に本大会のメンバーを確定する可能性を示唆した。
悲願のW杯優勝に向けて、国内で機運を醸成し決戦の地へ飛び立つ。本大会を前にした国内ラストマッチの布陣について、指揮官は一定の含みを持たせた。
「基本的にはW杯のメンバーで挑みたいと思っているが、チームの状況、そのときの感覚的なものも踏まえたい。(本大会のメンバーは)最終的に31日の試合後に決めるかも分からない。そこは幅を持たせて考えていきたい」
W杯の開幕は6月11日。チーム始動は早い方がいいという意見も考えられるが、懸念されるのはシーズン終了後間もなくの合流となる久保建英(レアル・ソシエダード)ら欧州組のコンディションだ。「全員フィットしていないかもしれない」。無理をしてケガにつながるのが最悪のケース。戦力の最終見極めも含め、ある程度主力を温存する可能性がある。
ただ、貴重な試合機会を無駄にはしない。対戦相手については「シミュレーションになるような試合にできれば」と、1次リーグ初戦でオランダ、欧州プレーオフ勝者との計2試合が予定されている欧州への対応、または2戦目のチュニジア対策として堅守の国を候補に挙げた。
宮本恒靖会長が「グッとアクセルを踏んだように加速していくのでは」と期待したように、勝利すれば多くの耳目を集めるはず。森保監督が「日本人全員で」と呼びかける“国民総共闘”実現のためにも重要な一戦となる。





