FC東京・長友 逆転星に貢献 E-1帰国初戦で躍動2アシスト 前人未到の5大会連続出場意欲「またW杯中毒になっている」
「明治安田J1、FC東京3-2浦和」(19日、味の素スタジアム)
FC東京が浦和との点の取り合いを3-2で制し、2試合ぶりの白星で勝ち点29とした。東アジアE-1選手権からクラブに戻ったDF長友佑都(38)が2アシストを記録して勝利に貢献した。浦和はクラブワールドカップ(W杯)からの再出発となった一戦を落とし、同34のまま。湘南-C大阪は3-3で引き分けた。C大阪は勝ち点34、湘南は同24。
日本代表の主将として東アジアE-1選手権連覇に導いたDF長友が、韓国から帰国後のリーグ戦初戦で強烈な存在感を示した。右サイドバックで先発し、前半6分の先制ゴールと後半22分の同点ゴールを演出する2アシストの活躍。躍動したベテランは「気持ちだけ。ここまでやってきたことが間違ってなかったと、自分の中で証明できた」と興奮気味に語った。
E-1での経験が、長友の熱い心にさらに火を付けた。主将として、表彰式で優勝カップを掲げ「ちょっと病みつきになった。またW杯中毒になっている」と、目標とする日本代表で前人未到の5大会連続W杯出場への思いが加速。改めて「明確に自分の目標に変わった。目標に定めたら達成できるためのエネルギーが誰よりもある」とまぶしすぎるほどのギラギラ感を漂わせる。
38歳という年齢だが、攻守で衰えを感じさせないパフォーマンスを見せている。それでもコンディションは「8割ぐらい。ここからW杯仕様のレベルに持っていこうかなと。ちゃんと逆算して考えています」と、力強く先を見据えた。





