J1神戸の元日本代表MF武藤嘉紀(33)が21日、2年連続3度目の優勝がかかる天皇杯決勝の町田戦(22日・国立競技場)へ向けたオンライン取材に応じ「何が何でも勝ちたいし、みんなで天皇杯を掲げたい」と誓った。
リーグ3連覇はなくなったが、昨年に続く天皇杯奪取にかける。「(準決勝の)広島戦で内容を伴った勝ち方をした。Jリーグを取ることはかなわなかったが、みんな天皇杯を何が何でも取るという、同じ方向を向いている。素晴らしい雰囲気の中、準備できた」とこれまでを振り返った。9月に左膝前十字靱帯(じんたい)損傷で離脱したGK新井章太ら、序盤の戦いを支えたメンバーにも触れ「全員でここまで連れてきてくれた。彼らの気持ちも背負わないといけない」と話した。
町田のロングスローなど戦術を警戒しながらも「つらい時にしっかりと守れるか、体を張れるか、そしてつらい時に前に出ていけるか」と精神力の大切さを強調。クラブとして、19、24年の天皇杯、23、24年のリーグ戦はいずれも、王手をかけた試合で勝利している。「熱い気持ち、勝利したい気持ち、それをピッチで表現した方が強い」と自分たちを信じてピッチに立つ。
吉田孝行監督(48)は「連覇は意識しない。自分たちが目の前の試合に勝ちたいという思いでチーム全員で臨む」とまっすぐ前を見据えた。