バルサも獲得に関心 ナント17歳有望株は5億3000万円と費用もお得 3カ国で代表になれる資格
サッカースペイン1部リーグ、バルセロナがナント(仏)の17歳、DFタイレル・タティの獲得に関心を深めているという。バルセロナを中心に展開するスポーツ紙、スポルトなどが伝えている。
報道によると、タティは今季ナントの下部組織からトップチームの主力に定着したセンターDFで、192センチの長身を生かしての空中戦のほか後方からのビルドアップも得意な左利き。昨季までバルセロナに所属していたスペイン代表、イニゴ・マルティネスの後釜になり得る素材と考えられている。また獲得にかかる費用は有望選手としては少額の300万ユーロ(約5億3000万円)とされ、経営状態が安定していないバルセロナにとっても可能な投資になる。
ここまでの活躍からU-18フランスに招集されたが、両親の出身国であるコンゴやセネガルの代表としてもプレーできる可能性がある。
同選手の加入は中・長期的なチーム構成を考えると理想的なものとなり得るが、すでにイングランドやドイツからの接触もあり、今後の活躍次第ではさらに競合クラブが増えると考えられる。




