J1町田 堂々の“アジアデビュー戦”ドロー発進 韓国の強豪相手に望月ヘンリー海輝が同点弾 黒田監督は次戦見据える

 「ACLE・1次リーグ、町田1-1FCソウル」(16日、町田GIONスタジアム)

 東地区の1次リーグが開幕し、初出場の町田はホームでFCソウル(韓国)と1-1で引き分けた。後半にMF望月ヘンリー海輝が同点ゴールを挙げた。広島はアウェーでメルボルン・シティー(オーストラリア)を2-0で下し白星スタートを切った。後半にFWマルコスジュニオールとMF中島洋太朗が得点した。

 J2からJ1、そしてアジアへ。23年の黒田監督就任以降、日本を席巻してきた強度の高い“町田のサッカー”で韓国Kリーグ優勝6回を誇る強豪に善戦を繰り広げた。試合後の大きな拍手が示すように堂々たるアジア“デビュー戦”。それでも黒田監督は「勝ち点3を取りに行った中での勝ち点1だった」と満足せず次戦を見据えた。

 クラブとして初参戦の同大会。就任3年目の黒田監督の口から何度も「今年はACL(E)もあるので」という言葉が出てきたように、シーズン開幕前から明確に意識してきた。強化部の補強と選手個々の成長で選手層は増強。加えて指揮官は、精神的に厳しい戦いを見据えて、キャンプから選手個々に主将のDF昌子のようなリーダーシップを要望してきた。

 アジア初白星こそ逃したが「J1の2年目での初舞台という意味では上々じゃないかなと思う」とDF中山。幕が上がったクラブの新章。今後の展開に期待が膨らむスタートだ。

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