久保建英が日本で背番号「10」デビュー「僕も買いたいぐらい」求められるリーダーシップには「潤滑油みたいな存在に」

 サッカー日本代表は9日、2026年W杯アジア最終予選C組最終戦・インドネシア戦を前日に控え、会場のパナソニックスタジアムで最終調整を行った。その後は久保建英が取材に応じた。

 最終予選は3月のサウジアラビア戦、5日のオーストラリア戦と相手の引いた守りに苦戦し、2戦続けて勝利から遠ざかっている。ピッチに立てば攻撃の要として違いを見せる躍動で相手の脅威になる久保だが、予選最終戦は「とりあえず先制点で大事になってくると思う。ミーティングで名波コーチからもあったんですけど、まずは先制点を取ろうということをチームとして共通意識として、明日はもっとプレーしたい」と主導権を握る先制点の重要性を説いた。

 5日のオーストラリア戦で、代表では自身初の背番号10デビュー。年代別でも10番を背負う機会はなく「背番号でプレーするわけじゃないんですけど、ちょっとうれしかったという本音もあります」と素直に喜ぶ。インドネシア戦はさらに背ネーム入りユニホームで10番をお披露目することになり、「僕も買いたいぐらいなんで(笑)。何枚かしかもらえないから。そこは争奪戦になるんじゃないですかね」と上機嫌だった。

 一方で、今回の招集メンバーが若手中心であることから、森保監督からは同世代の中でリーダーシップを求められている。自身のリーダー適正には「そもそも僕はリーダー気質じゃないと自分で思ってるタイプ」としながらも、「さっきも言ったようにリーダーとして何かを求められるならそれをピッチ内で見せたい。あくまでもそういった意見なので。特に僕はリーダーやろうと思ってないですけど、しゃべるのは好きですし、人とコミュニケーションを取るのは得意なので、そういった部分で潤滑油みたいな存在になれたら」とプレーと持ち前のコミュニケーション能力でチームを引っ張っていく。

 W杯本大会まで1年。長かった予選もついに最終戦を迎える。有終を飾るべく、久保は「ラスト1試合なんで。いったんちょっとシーズンの締めくくりとして勝って終われたらベストかなと思います」と力を込めた。

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