18歳・佐藤龍之介 決める!“A代表デビュー即弾”「手応えは感じる」 デビューなら歴代4位の年少記録
サッカー日本代表は7日、2026年W杯北中米3カ国大会アジア最終予選C組最終戦のインドネシア戦(10日・パナソニックスタジアム吹田)に向け、大阪府内で練習を再開した。出場すれば最終予選では史上最年少、得点すれば歴代最年少記録を更新する初招集のMF佐藤龍之介(18)=岡山=は「何も失うものはない」と、“A代表デビュー即弾”に意欲満々だった。
ロサンゼルス五輪世代の新鋭は不安と緊張をにじませつつも、自信にあふれていた。5対5、6対6のゲーム形式で、佐藤は臆せずボールを呼び込み、技術や得点力など才能の片りんを見せつけた。「手応えは感じる」と言い「『自分を(試合に)出せ』というオーラを練習から出していきたい」と前向きだった。
18歳237日でA代表デビューすれば、市川大祐、久保建英、小野伸二に次ぐ歴代4位の年少記録。W杯最終予選となれば、香川真司(19歳212日)を更新して史上最年少。得点すれば、金田喜稔(19歳119日)を塗り替える歴代最年少記録となる。
佐藤は「もし出場の機会があったら、ゴールを狙っていきたい」と真顔で言い放ち「そういう(最年少)記録も後から付いてくればいい。まずは出場したい」と意欲の言葉を紡いだ。