森保監督がインドネシア戦へメンバー変更示唆「選手を試す、戦術的な幅を広げる」DFラインは手薄も「ポジティブにチャレンジ」

 サッカー日本代表の森保一監督と主将のMF遠藤航が9日、2026年W杯アジア最終予選C組最終戦・インドネシア戦を前日に控え、会場のパナソニックスタジアム吹田での前日会見に登場した。

 すでにFW上田、MF三笘らが選外となっている6月シリーズで、5日のオーストラリア戦は初招集のMF平河、俵積田などを先発させるなど若手を中心に起用。ただ、試合は終盤に痛恨の失点を許し、今予選初黒星を喫した。森保監督は最終戦のメンバーについて「いくつかのポジションで変更して試合に臨みたい」と断言した上で、「W杯の出場権を獲得して、そこから選手を試す戦術的な幅を広げるということ、選手同士の融合を含めて明日の試合もこれからのチームの成長につながるようなオーストラリア戦から替えていきたい。どれだけ替えるかはきょうの練習を見て最終的に決めたい」と理由を説明した。

 オーストラリア戦では3バックを担ってDF町田、渡辺が負傷で離脱。DF陣が手薄になる中で、指揮官は「ポジションの人数としては手薄になったところはありますけど、スタメンと交代枠を含めて残りの試合を戦う選手はいる」と話し、「このアクシデントの中で、我々にとってはチャレンジするチャンスがある。選手としては出場時間が少なかったり、なくなるかもしれないところを新たなチャレンジができるという部分で、ポジティブにチャレンジできればと思う」と選手の見極め上で前向きに捉えた。

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