J1町田 3連勝で暫定2位浮上 新潟に昨年の“リベンジ”果たす 新加入・西村が今季3発目「毎試合結果を残せる選手に」

 前半、ゴールを決め喜ぶ町田・西村(左)と相馬
 前半、ゴールを決め、相馬(手前)と抱き合って喜ぶ町田・西村
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 「明治安田J1、町田1-0新潟」(15日、町田GIONスタジアム)

 町田はFW西村拓真(28)の得点を守り抜き新潟を1-0で退け、ホーム初白星となる3連勝で勝ち点12とした。暫定で2位に浮上。東京Vは名古屋に2-1で逆転勝ち。新潟、名古屋は開幕6戦勝ちなしとなった。福岡はFC東京に1-0で競り勝ち、3連敗から3連勝。横浜FCはC大阪に2-0で勝った。

 開幕から約1カ月。ホーム3戦目でようやくサポーターに初勝利を届けた。「すごくうれしい。雨の中、声を出し続けてくれたサポーターに感謝したい」と黒田監督。3連勝で直近2試合連続無失点と内容も充実している。開幕3戦を1勝2敗と出遅れたが、暫定2位に浮上。昨季3位の実力者が波に乗ってきた。

 新加入の西村がこの日も決めた。前半25分、相馬の絶妙クロスに「当てるだけだった」と頭で合わせた。チームトップの3点目。その全てが先制弾で、西村が得点した試合は全勝だ。早くも昨季の得点数(12試合)に並んだが「そこは意識していない。毎試合結果を残せる選手になりたい」と頼もしく語った。

 チームとして雪辱を果たす試合でもあった。新潟には黒田体制以降、昨年まで公式戦1勝1分け3敗。特に昨年のルヴァン杯準々決勝第1試合では0-5で敗れており、黒田監督は「屈辱的な敗戦があったので、その思いを前面に出していこう」と、“リベンジ”を共通ワードに臨み、立ち上がりから攻守で圧倒した。

 試合前日はホワイトデー。黒田監督は先月のバレンタインで、選手の背番号と名前が入った、クラブのマスコット・ゼルビー型の特注クッキーを選手にプレゼントしていた。この日は「勝ち点3をプレゼントしてくれたことがうれしい。すごくいいホワイトデーになった」と一日遅れのお返しに満面の笑みを浮かべていた。

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