J1町田 後半8分までに新戦力のDF2人が負傷退場の緊急事態 黒田監督「ちょっと計算外ではあった」 その後、逆転許して痛い黒星

 「明治安田J1、町田1-2広島」(16日、町田GIONスタジアム)

 町田は後半8分までに新加入のDF岡村、菊池2人が負傷退場。緊急事態に見舞われ、逆転負けを喫した。試合後、黒田監督は「すごく難しい局面を強いられた状況だった。それでもしっかりとゼロに抑えながらというのはテーマとしてあったが、すごく残念な結果になった」と悔しさを押し殺すように話した。

 町田は左からDF昌子、菊池、岡村の3バックが先発。立ち上がりから試合を優位に進めていたが、前半18分、岡村が相手選手と接触した際に、足を痛めてDFドレシェビッチと交代。さらに後半8分には菊池が右のふともも裏あたりを押さえ、立ち上がれず。担架で運ばれてMF林と交代した。

 菊池と岡村は今季新加入の2人。「そこの制空権はほとんど勝利していることが多かったので、その2人がいきなり負傷したのはちょっと計算外ではあった」と黒田監督。交代枠2つを早々と使わざるを得ず「あと1回しか残っていない状況の中で、多くの時間があったので、すごく交代のタイミングも難しかったし」と選手交代の面でも追い込まれた。

 前半25分にFW相馬のゴールで先制していた町田だったが、その後は広島に押し込まれる。後半14分にはMFトルガイアルスランにゴールを許して同点。さらに、同27分には途中出場のFW中村に逆転ゴールを許した。その5分後に一気に3人を交代したが、ゴールは遠かった。

 町田にとって、広島は昨季唯一リーグ戦で連敗した相手。昨年9月、アウェーでの首位攻防戦では0-2で完敗し、苦杯をなめられた因縁の相手だった。試合前に黒田監督は「胸を借りるつもりで」と話していたが、予想外での展開での逆転負け。「これを教訓にしながら切り替えて2つ目にいかなきゃいけないと思うが、しっかりと次のゲームで必ず勝ち点3を取れるようにもう一度作り直していきたい」と前を向いた。

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