レアル・マドリード スペイン対決先勝!堅守誇る難敵アトレチコから2点奪取 「脇役」選手も個の力発揮でチームの勝負強さ証明
「欧州CL・決勝T1回戦第1戦、レアル・マドリード2-1アトレチコ・マドリード」(4日、マドリード)
4試合が行われ、昨季王者のレアル・マドリードがホームでアトレチコ・マドリードとのスペイン勢対決を2-1で制し、先勝した。冨安健洋が長期離脱中のアーセナル(イングランド)はPSVアイントホーフェン(オランダ)に7-1で大勝。昨季準優勝のドルトムント(ドイツ)はリール(フランス)と1-1で引き分け、アストンビラ(イングランド)はクラブ・ブリュージュ(ベルギー)に3-1で勝った。
レアル・マドリードがライバルとの第1ラウンドに競り勝った。伏兵が輝き、今季のスペイン・リーグ26試合で16失点の堅守を誇る難敵から2点を奪取。ホームで勝負強さを見せ、アンチェロッティ監督は「少しのアドバンテージを得るのが目標だった。それを達成できた」と満足げだった。
前半4分、右でスルーパスを受けたロドリゴが中へ切り込み、幸先よく先制した。しかし、同32分にアルバレスに同点とされ、ボールを持たれる時間も続いた。嫌な流れを断ち切ったのは、中盤のディアスだ。後半10分、ゴール左で2人に囲まれたが、細かいステップで間を抜き、低い弾道で遠いサイドへ決めた。
司令塔のベリンガムは出場停止。攻めの核となるエムバペとビニシウスも沈黙したが、「脇役」の選手でも勝負を決する個の力を持っているのが前回覇者の強みだ。





