サッカー元スペイン代表でモンテレイ（メキシコ）への加入が決まったＤＦセルヒオ・ラモスが、自身のキャリアハイとなる元所属チームのレアル・マドリード（スペイン）への愛着を明らかにした。

　加入後に明らかになったのは新チームでの背番号を「９３」としたこと。これは２０１４年５月にあった欧州チャンピオンズリーグ決勝・アトレチコ・マドリードとの一戦で９３分に決めた同点ゴールを意味している。

　試合はその後の連続ゴールによりレアル・マドリードが４－１で優勝。これは同クラブにとって１２年ぶり通算１０回目となる欧州制覇で、その後の３連覇を含む５回の優勝を呼び込む契機となったいわば転換点の勝利であり同点ゴールと認識されている。

　レアル・マドリードのＳＮＳでは元キャプテンの背番号９３での再スタートに触れ、改めて当時の貢献に感謝を示し、今後の活躍を祈る声明を出している。