モナコ・南野拓実 日本人最多CL通算5点目 打ち合い及ばずチームは敗退「悔しい」

 「欧州CL・決勝Tプレーオフ第2戦、ベンフィカ3-3モナコ」(18日、リスボン)

 モナコ(フランス)の南野拓実はアウェーのベンフィカ(ポルトガル)戦で0-1の前半32分にゴールを挙げ、後半42分に退いた。CL通算5ゴールとし、日本選手最多記録を更新した。チームは3-3で引き分け、2戦合計3-4で敗退した。伊藤洋輝が所属するバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)はセルティック(スコットランド)と1-1で引き分け、2戦合計3-2で16強入り。伊藤は出番がなく、セルティックの前田大然、旗手怜央はフル出場した。上田綺世がベンチ外だったフェイエノールト(オランダ)はACミラン(イタリア)と1-1で引き分け、2戦合計2-1で勝ち上がった。

 激しく打ち合ったモナコは、1点及ばずにベスト16入りを逃した。ハードワークが光った南野は、日本選手最多記録を更新するゴールを挙げたが「勝ちたい試合だった。できる、と何度も思える時間帯があった。すごく悔しい」と無念の表情を浮かべた。

 第1戦を0-1で落とし、第2戦も先制される苦しい展開。活気をもたらしたのが南野だった。前半32分、ゴール右で味方が体を張ったところに、素早く走り込む。ボールを強引に奪うようなトラップから、間髪入れずに右足でシュート。鋭い一撃を近いサイドに決めた。

 自身にとって3季ぶりのCLは9試合出場、3得点1アシストを記録した。「毎シーズン、このレベルで戦いたい」と強調し、得点記録についても「もちろん、一つでも伸ばしたい」と意欲を口にした。

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