闘莉王氏が若手日本代表に辛らつ評価「相手をナメるな。ちゃんとせい」も「嫌いじゃないけど。オレもそうやったから」とフォロー

 サッカー元日本代表の田中マルクス闘莉王氏が17日、自身のYouTubeチャンネル「闘莉王TV」を更新し、14日にアジア杯1次リーグで白星発進した日本代表について、辛口に評価した。

 ベトナムに4-2で勝利したとはいえ、前半途中に1-2でリードを許す場面もあった。個々の選手の評価では、右サイドバックで先発したDF菅原由勢について「今まで見た中で一番悪かった。少し調子に乗りすぎた」と指摘。「若手のよくないところだよ。少し自分がいいプレーをした次の日、調子に乗って練習に参加してくる若手みたい」と例えて「ダメだって。当たり前のことを当たり前にやれ。まずそこから。初心に戻れ。4点です」と厳しく採点した。

 加えて「子供で言えば歩き出したばっかり。まだ走れないのに走ろうとしているんじゃないよ。相手をなめるな。ちゃんとせい」と一喝。しかし直後に「嫌いじゃないけど、そういうこと。オレもそうやったから。いい勉強になるといいです。次もそういう調子の乗り方だったらもっと言うからな」と自身の若手時代を思い出してフォローした。

 ベトナム戦の2失点はCK、FKと、どちらもセットプレーからだったが「その前の流れがああいうシーンを生み出してしまう。リズムがきょうはらしくなかった。それが一番問題」と指摘。「もう少しラインの上げ下げをきちんとする。いまの日本代表の生命線はラインのコンパクトさ。特にDFとFWの距離。これが少しでも伸びてしまうと日本の弱さが出てくる。やっぱり失点しない日本代表を見てみたい」とし、チームとして19日のイラク戦に向けて修正するよう期待した。

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