平日夕方開催なでしこジャパン観客は1671人 田嶋会長「今日は地上波を選んだ」

 試合後、ファンへあいさつに向かう(左から)浜野まいか、藤野あおば、田中美南(撮影・石井剣太郎)
 後半、ドリブルする藤野あおば(撮影・石井剣太郎)
 後半、攻める浜野まいか(撮影・石井剣太郎)
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 「女子国際親善試合、日本2-0ナイジェリア」(6日、ノエビアスタジアム神戸)

 サッカー女子日本代表なでしこジャパンは2-0でナイジェリアに勝利した。後半にFW田中美南(28)の2ゴールで日本と同じく来夏の女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会に出場するナイジェリアを突き放した。日本は9日に長野Uスタジアムでニュージーランド代表と対戦する。

 日本協会の田嶋幸三会長は「3バック、5バック、新しい試みを今日やったなと感じた。すぐにうまくいくわけでないけれど、後半はスピード上がって、なでしこらしいパス回しや試合運びが見られた」と完封勝利を評価した。また、8月のU-20女子W杯コスタリカ大会で準優勝したU-20女子日本代表からMF藤野あおば(日テレ東京V)、FW浜野まいか(INAC神戸)が代表戦初出場。「藤野や浜野が初出場。若い選手活躍する場ができたことは良かった」と来夏の女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会を見据え、新戦力の融合も喜んだ。

 平日の午後4時28分開始という中途半端なキックオフ時間での開催に、会場のノエスタに詰めかけた観客は1671人だった。これについては「もちろん残念ですが、どちらかというと今日は地上波ということを選びました。この時間でやれば地上波で映してもらえ、全国の方々に見ていただける。いろいろ考えることはありましたけれど、今日に関しては地上波で放送してくださるということを選びました」と説明した。

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