なでしこジャパン 田中美南2ゴールでナイジェリアに完勝 藤野、浜野が初出場

 後半、ゴールを決め喜ぶ田中美南(11)ら日本イレブン=(撮影・石井剣太郎)
 後半、ゴールを決め、喜ぶ田中美南(撮影・石井剣太郎)
 後半、ゴールを決める田中美南(撮影・石井剣太郎)
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 「女子国際親善試合、日本2-0ナイジェリア」(6日、ノエビアスタジアム神戸)

 サッカー女子日本代表なでしこジャパンは2-0でナイジェリアに勝利した。後半にFW田中美南(28)が2ゴールを決めた。日本は9日に長野Uスタジアムでニュージーランド代表と対戦する。

 両チームとも来年7月に開幕する女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会出場権を獲得しており、FIFAランキングでは日本が11位、ナイジェリアは46位。本大会へ向けて強化を図る一戦で、強靱なフィジカルを誇るアフリカ勢を迎えた。

 チャンスを決めきれずにいたなでしこは後半19分、セットプレーから先制する。敵陣中央でのFKで、キッカーのMF猶本がエリア内左に走り込んだ田中に絶妙の浮き球パス。田中が胸トラップから右足でたたき込んだ。直後には田中のパスに反応したMF杉田がエリア内で倒され、PKを獲得。これを田中が落ち着いてゴール右に流し込んだ。

 25人が招集された今回のなでしこジャパン。池田太監督は2連戦のテーマに海外組とWEリーグ組の融合を掲げる。8人が招集された海外組からはDF熊谷紗希(Bミュンヘン)、清水梨紗(ウエストハム)、杉田妃和(ポートランド)、長野風花(ノースカロライナカレッジ)の4人が先発。地元神戸での試合となるINAC神戸からはDF三宅史織、田中がスタメンに名を連ねた。

 また、8月のU-20女子W杯コスタリカ大会で準優勝したU-20女子日本代表からもMF藤野あおば(日テレ東京V)、MF小山史乃観(C大阪堺)、FW浜野まいか(INAC神戸)の3選手が招集。藤野と浜野は後半24分に投入され、なでしこジャパンでのデビューを飾った。

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