G大阪・片野坂監督 PSG戦へJリーグ勢の意地見せる「流れの中で得点を挙げたい」

 J1G大阪の片野坂知宏監督(51)が24日、プレシーズンマッチのパリ・サンジェルマン戦(25日・パナスタ)に向けてオンライン取材に応じた。現在J1で16位とプレーオフ圏に低迷する状況だが、「楽しみですし、選手には思い切ってチャレンジしてほしい」と世界的強豪との真っ向勝負を宣言した。

 16日の大阪ダービー(パナスタ)でC大阪に1-2の逆転負けをして16位に転落したG大阪。その中でメッシ、ネイマール、エムバペらスター軍団と対戦する。片野坂監督は「こういう状況ですけれど、PSGと試合できるのは日本で3チーム。関西では我々だけ。PSGファン、サッカーファン、遠くから来てくださる方が楽しんで喜んでガンバ大阪のファンに一人でもなるようなゲームにできれば」と意気込んだ。

 勝敗以上に必要なものがある。「腰が引けたというか、チャレンジしないのは我々らしくない。貴重なゲームなので自分たちがチャレンジしていく中で、何が足りないのか、いろんなものが見えてくる。トップレベルになるには何が必要かと感じられるゲームにしたい」と攻撃的な姿勢を貫く。川崎、浦和がPSGに連敗した中、「Jリーグのしんがりとして勝敗というより選手がどれだけチャレンジしているか。できれば流れの中で得点を挙げたい。何点入れられようが、得点を挙げたい」とJリーグ勢の意地を見せる決意を誓った。

 08年12月、西野朗監督率いるG大阪はアジア王者として出場したクラブW杯で、欧州王者のマンチェスターUと壮絶な撃ち合いを演じた。3-5で敗れたものの、ファンを沸かせた。当時、コーチだった片野坂監督は「本気度をどう引き出すか。選手一人一人が躍動してほしい」とトップレベルとの対戦を経験する意味を強調する。満員のパナスタで低迷する現状を変える熱戦を見せる。

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