FC東京、新国立でのリーグ初開催へ 長友「こんな喜びはない」 29日にG大阪戦

 J1FC東京は28日、東京都内での練習後、日本代表DF長友佑都(35)が取材に応じた。29日に行われるJ1リーグの試合では改修後初開催となる国立競技場での試合(G大阪戦)に向け「もう騒ぎまくりますよ。注目されればされるほど心の底から湧き出てくるエネルギーがあります」と“お祭り男”として高ぶる気持ちを口にした。

 長友にとっては思い入れの強いピッチだ。明大在籍中だった2007年にはU-22日本代表に選出され、同年6月6日の国立でのマレーシア戦に出場し、得点を決めるなど2ゴールに絡み3-1の白星に貢献。A代表でも09年5月31日のキリンカップ・ベルギー戦でゴールを挙げ4-0で勝利した得意舞台でもある。

 29日のG大阪戦では、ナイターゲームではあるが4万人以上の観衆が見込まれており、花火などの特別な演出も予定されている。長友は「うれしいですね、4万人を超えるのはコロナの時期で代表でもなかった。さみしくてつらい経験を2年以上してきた中での新国立に帰ってきて4万人以上のサポーター、ファンの前で自分のプレー、FC東京のプレーを披露できるのはこんな喜びはサッカー選手としてないですよ」と目を輝かせた。

 また、国立では日本代表が6月6日にブラジルと対戦することも決まっている。1-3で敗れた17年11月10日の同相手との前回対戦にも出場していた長友は「やっとW杯を見据えたW杯レベルの相手とできる。全くアジア予選とは戦い方が違うし、そんな簡単に自分たちが優勢を持って戦うことはできない。そんな中でも今の日本代表に何がやれるのか、自分自身何がやれるのかしっかりと見定めていきたい」と話した。

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