DAZN 豪州戦巡る日本協会との交渉は「すでに終了」地上波放送なく独占配信を強調

 映像配信サービスDAZN(ダゾーン)は28日、W杯カタール大会アジア最終予選第9戦のオーストラリア-日本戦(3月24日、シドニー)の配信について、日本サッカー協会(JFA)との交渉はすでに終了しているとの認識を発表した。

 DAZNは「日本サッカー協会様からは一度条件のご提案をいただいた事実はございます」とした上で、「ご提案内容がすでにDAZNにご加入いただいているお客様やファンの皆様にとってフェアなものではなく、両者の共通認識として交渉はすでに終了していると捉えております」とした。

 最終予選のアウェー戦はDAZNの独占放送となっている。日本が勝てば7大会連続7度目のW杯出場が決まるオーストラリア戦を巡っては、日本協会の田嶋幸三会長(64)が地上波放送や無料視聴の可能性を模索し続けており、同日のオンライン取材でも「(JFAが)お金を払う前提で、ちょっとしたディレイで見られる、ダイジェストで見られるなど、さまざまなことをトライして今やっている。とにかく我々もあきらめずやっていくつもりです」と語っていた。

 DAZNは先月4日にオーストラリア戦の独占配信を発表していいたが、田嶋会長の発言を受けて「ファンの皆様にこれ以上の混乱をきたしたくないという想いから、本日時点でこの事実を発表させていただき、(中略)DAZNにて独占配信することをあらためてお知らせいたします」と改めて強調した。

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