準優勝の大津 コロナ辞退の関東第一のタオル掲げて勝利誓うも完敗「完全に相手のゲーム」

 前半、青森山田・丸山(5)に先制ゴールを許しピッチを静かに見つめる大津・平岡和徳監督(左)=撮影・高石航平
 青森山田に敗れ、肩を落とす大津の選手たち
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 「全国高校サッカー選手権・決勝、青森山田4-0大津」(10日、国立競技場)

 青森山田(青森)が大津(熊本)をシュート0本に抑え、4-0の完勝で3年ぶり3度目の優勝を成し遂げた。青森山田は全国高校総体と高円宮杯U-18プレミアリーグ東地区で三冠を達成。大津は熊本勢初の全国制覇には届かなかった。

 初の決勝進出となった大津だが、王者・青森山田にシュートゼロで4失点完敗。山城朋大監督は「どうにかもう少し相手のCKやセットプレーを減らしてと考えていましたが、前半から押し込まれる展開が続いた。今日は完全に相手のゲームだった」と完敗を認めるしかなかった。主将のMF森田大智(3年)も「青森山田さんということで押し込まれる展開というのは自分たちで分かっていましたけど、序盤から思っていたより圧力とパワーがすごくて。後手に回ってしまった。このような結果になってしまった」と青森山田の強さを強調した。

 準決勝で対戦するはずだった関東第一(東京B)の選手2人から新型コロナウイルスの陽性反応が認められ、出場を辞退。準決勝が試合不成立となり決勝に進出した。

 試合前の写真撮影。大津のスタメン11人は関東第一のタオルを掲げてファイナルの舞台に立った。「試合できずに終わってしまった関東第一さんは悔しかったと思う。自分たちが勝とうという形を示すため、タオルを試合前に持とうとなりました」と森田は説明した。山城監督も「初めての国立競技場でこれだけの観衆の中で試合ができたことをすごくうれしく思います。結果は敗れてしまいましたが、最後まで走り抜いて準優勝選手を勝ち取ってくれた選手を誇りに思います」と話した。

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