アジアサッカー連盟（ＡＦＣ）が１０日、ＡＣＬに出場していた名古屋のＦＷヤクブ・シュビルツォクについて、８日付けで、ドーピング検査の結果を受け暫定的に出場資格を停止すると発表した。

　対象となったのはＡＣＬの準々決勝・浦項戦（１０月１７日）で、Ａ献体の検査の結果、禁止物質が発見されたという。

　これを受け、アンチドーピング規則に従い、規律・倫理委員会による最終決定が出るまで、サッカーに関わる活動（国際、国内、親善、公式の大会を含む）に出場・参加することの停止が命じられた。

　名古屋もこれを受け、公式ウェブサイトで現状報告をした。クラブとして「所定の手続きに従って同時に採取された別の検体（Ｂ検体）での再分析を要請しております」としている。その間は、暫定的に全てのサッカー関連活動に参加できないことも伝えている。

　シュビルツォクは今年夏に加入し、リーグ戦は１４試合に出場。７得点を記録していた。