吉田麻也「差別的なジェスチャーがあった」試合後サウジのサポーターに怒り心頭

 後半、サウジアラビアにゴールを許した日本。(左から)うつむく柴崎、ぼうぜんとする吉田、GK権田、鼓舞する長友=ジッダ(共同)
サウジアラビアに敗れ、厳しい表情の吉田(中央)ら日本イレブン=ジッダ(共同)
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 「W杯アジア最終予選、サウジアラビア1-0日本」(7日、ジッダ)

 日本代表の主将DF吉田麻也(33)=サンプドリア=が痛恨の2敗目を喫したサウジアラビア戦の試合後、オンライン取材に応じた。

 主将の吉田が試合終了後にピッチでのインタビューを受ける直前、スタンドのサウジアラビアサポーターが挑発するような行為を繰り返した。これに怒った吉田は指さしながらスタンドまで詰め寄り、日本協会スタッフが止めに入った。

 一連の出来事について何があったか説明した。「差別的なジェスチャーがあった」ことで、スタンドに向かったと明かした。そこでもう一度冷静になり「フラッシュインタビューは選手の仕事」と再びインタビューに戻った。

 「受け入れられないものは受け入れられない。前回の予選の時もそうだったんで、ちょっと許しがたいなと思いました。僕らはアジアカップで勝っていますし、前回の予選の時もホームで勝っていますが、その時も決して自分たちはリスペクトを欠いたことはないし、日本のファンも同じくリスペクトを欠いた行為はなかったんじゃないかと思う。非常に残念でした」と話した。

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