失点直結のMF柴崎バックパスに森保監督「ピッチに立たせたのは監督である私」

必死のプレーを見せる柴崎(C)JFA
 後半、バックパスを奪われゴールを許し、ぼうぜんとする柴崎(右)=ジッダ(共同)
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 「W杯アジア最終予選、サウジアラビア1-0日本」(7日、ジッダ)

 日本はサウジアラビアに敗れ、1勝2敗で勝ち点3のまま。サウジアラビアは3連勝で勝ち点9とした。後半26分、MF柴崎岳(29)=レガネス=がハーフウェーライン付近から出したバックパスが相手FWブリカンに渡り、DF吉田麻也(33)=サンプドリア=の追走も及ばず決勝点を許した。

 試合後にオンライン取材に応じた森保一監督(53)は失点に直結した柴崎のミスについて「それまでの時間、ハードワークをしてくれて攻撃と守備をつなぎ、広範囲に攻守に貢献してくれた。そのミスだけを責められるものではない。非常によくやってくれた。ピッチに立っていなければミスは起こっていない訳で、ピッチに立たせたのは監督である私。そのミスも含めて全て私の責任だと思っている」と語った。

 3試合を終えて1勝2敗と厳しい状況に追い込まれたが「ベースの部分の方向性は間違っていない。描いてきている目標に向かっていくサッカーについては間違っていない。もし間違っているのであれば皆さんも含めて私を評価していただいて、その間違いを指摘してもらえば」と強調し、「私がやろうとするサッカー、サッカー観をチームに反映させる、選手にプレーしてもらうというのはもちろんあるが、自分のサッカー観プラス日本サッカーの発展のためになることを選手に表現してもらおうと思って考えながら仕事をさせていただいている」と思いを口にした。

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