森保監督がMF田中碧を高評価「実力的には間違いない、結果出してもらえれば代表に」

 日本代表の森保一監督(53)が22日、視察先の欧州からオンライン取材に応じ、代表入りが期待されるMF田中碧(23)=デュッセルドルフ=について「実力的には間違いない」と高く評価した。

 森保監督は7日にカタール・ドーハで行われたW杯アジア最終予選の中国戦後、帰国せずに欧州視察を行っている。ドイツ・デュッセルドルフにある日本協会のオフィスを拠点にドイツ、ベルギー、オランダ、フランスの4カ国を回ったといい、18日にはデュッセルドルフで行われたレーゲンスブルク戦を視察した。

 今夏にJ1川崎から移籍した田中について「短期間でチームの中で存在感を放ち、ボールが集まってくる存在になっている」と評価。10月の最終予選2連戦での代表入りも期待されるが「実力的には間違いない。将来、A代表に食い込んでもらわないといけない選手。彼は得点に絡むこともできる。そこの結果を出してもらえれば自然と代表には入ってくる選手と思っている」と招集に前向きな姿勢を示した。

 前回の代表発表の際には「選ぼうかなと思った選手もいるが、クラブでの日常も考え、それが本人のため、日本サッカーのためにも後々なるという判断をして選考につなげたところもある」と選手選考に含みを持たせていた。サウジアラビア、オーストラリアとの連戦に向けては「所属チームでのプレーを見て、状態のいい選手を基本的に招集することに変わりはない。所属チームで存在感を発揮している選手たちを招集することで、日本代表のコンセプトを活動の中で意思統一しながら戦っていければ、対戦相手に打ち勝っていくだけのエネルギー、パワーは作っていける」と語った。

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