「明治安田生命Ｊ１、Ｇ大阪２－１徳島」（２７日、パナソニックスタジアム吹田）

　Ｇ大阪がＦＷパトリック（３３）、宇佐美貴史（２９）の得点で徳島に２－１で競り勝った。８試合ぶりの今季２勝目、ホームでは初白星で連敗を４で止め、勝ち点を１０として１８位となった。徳島は勝ち点１８で１３位。

　松波監督が就任３戦目で待望の初勝利をつかんだ。「点も取れていなかった。難しい心理状態だったと思うが、前向きに取り組んでくれた」と選手を称えた。負傷明けのＤＦ金英権を今季初起用し、３バックに布陣を変更。今季初の複数得点で、守備も粘り強さを見せた。後半２７分にボレーで決勝点を決めた宇佐美は「勝ち点３を取ることの難しさと気持ちよさを感じることができた」とホーム初勝利となる今季２勝目をかみしめた。