吉田麻也 実力差ありすぎる2次予選に問題提起「アジア全体で考えなければいけない」

 日本代表DF吉田麻也(32)=サンプドリア=が27日、W杯アジア2次予選・ミャンマー戦(28日、フクアリ)を翌日に控え、オンライン取材に応じ、アジア予選のあり方について思いを語った。

 3月30日の前戦・モンゴル戦(フクアリ)では14-0で大勝。吉田は「前回があった分、今回は気が緩みがちになると危惧している。そこを締めることが非常に大事」と話した。その上で個人的に感じる思いを語った。「個人的な意見を言うと、この予選が正しいかどうなのかは分からないが、僕らができることは試合に勝つことだけ。あと3試合あるが、同じように複数得点を重ねて本当にこの予選がアジアの上のチーム、下のチーム両方にとってプラスになるのか問題提起をAFCに投げかけることが大事になってくる」と2次予選に臨む。

 日本代表の主将を務める吉田はこう続けた。「アジア全体のレベルの底上げはもちろん大事だが、アジアが世界のレベルに到達することも大事。両方をやっていかないといけない。W杯出場枠もアジアが4・5。いつも予選敗退して、欧州の強いチームが出られないとなると、枠が変わったりする。そうならないように、世界大会でアジアのチームが結果を残せるように何をしないといけないかということを日本だけでなく、アジア全体で考えなければいけないんじゃないかと思う」と思いを語った。

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