「何でそんなミスが」J1名古屋が川崎に痛い連敗 代役で指揮コンカコーチ嘆く

試合後にオンライン会見を行った名古屋のブルーノ・コンカコーチ
川崎-名古屋 後半、チーム2点目のゴールを決める川崎・山根(13)。GKランゲラック=等々力
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 「明治安田生命J1、川崎3-2名古屋」(4日、等々力陸上競技場)

 名古屋は首位攻防となる川崎との2連戦で2連敗を喫した。前節は0-4で、今節は2-3で敗れた。首位との勝ち点差は9に広がった。

 前半31分にセットプレーから先制を許し、後半5分には相手の個人技でサイドを崩され中央で2点目を押し込まれた。同14分には、DF丸山祐市のGKランゲラックへのバックパスが合わず、そのまま味方ゴールに入り3失点目。堅守の名古屋らしくないミスだった。

 マッシモ・フィッカデンティ監督が新型コロナウイルス陽性判定となったため、前節に続き指揮を執ったブルーノ・コンカコーチは「失点の部分で何でそんなミスが出てしまったのか。3つともそういう失点。そういったことがあると、どれだけ気持ちの上で充実していてもミスしたら負けるのがサッカー」と厳しい表情を見せた。

 それでも、3失点後には反撃に出た。コンカコーチが「勝つためのプレーはしっかりやっていた。どんなスコアになろうとひっくり返すんだという気持ちでずっと戦った」と振り返るように、同28分に日本代表MF稲垣祥が1点を返し、同38分にはFWマテウスが直接フリーキックを沈めて1点差とした。終盤に流れをつかみかけていたものの、力及ばず追いつくことはできなかった。

 稲垣は「後から振り返って、こうしていればというのはいくつもある。それは結果論に過ぎないので、やっぱり自力の差で負けた。今の僕たちの力を認識できた2試合だと思う」と差を痛感した。

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