コロナ禍のC大阪、最後の最後で力尽く 監督、主力不在ピンチ踏ん張るも6戦ぶり黒星

 「明治安田生命J1、横浜M1-0C大阪」(6日、日産スタジアム)

 C大阪が0-1で横浜Mに敗れた。6試合ぶりの黒星で、勝ち点は16のまま。横浜Mは後半42分にオナイウ阿道(25)が決勝点。6戦負けなしで勝ち点14とした。

 監督不在の非常事態でC大阪が6試合ぶりの黒星を喫した。0-0で迎えた後半42分、相手CKのこぼれ球をFWオナイウに押し込まれた。横浜Mの本拠地では11年以来10年ぶりの敗戦だった。

 試合前日の5日にトップチーム選手1人と同関係者1人が新型コロナ陽性判定を受けた。チームは対応に追われ、遠征先の横浜入りも予定より遅れた。試合当日にもトップチーム関係者1人が陽性と判定され、クルピ監督が濃厚接触者疑いとされた。試合後に濃厚接触者に該当しないと判明したが、試合にはベンチ入りできず小菊コーチが代わって指揮を執った。

 苦しいメンバー編成となった。前節鳥栖戦のベンチ入りメンバーからチーム得点王のFW大久保、DF丸橋、瀬古、GK松井が外れた。今季全試合に先発出場していた大久保、丸橋、瀬古が不在の理由について、小菊コーチは「この場で回答は差し控えたい」と話すにとどめた。

 小菊コーチは「困難な状況下ながら、選手は100%出し切ってくれた。チャンスを得た選手は力を発揮してくれた」とねぎらった。決して万全ではなかった状態での善戦に、今後への希望を見いだした。

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