川崎・三笘と横浜M・仲川が“同門対決”ともに川崎下部組織出身 仲川が宣戦布告
Jリーグは24日、開幕直前のオンライン記者会見を行い、26日の開幕戦で対戦する川崎のMF三笘薫(23)と横浜MのFW仲川輝人(28)らが参加した。三笘は「今季も数字にこだわって、ゴールやアシストで勝利に貢献したい」と意気込んだ。
開幕戦で“同門対決”が実現する。三笘と仲川は共に川崎の下部組織出身。5歳違いで在籍時期は重複していないが、大学を経てJリーグ入りした経歴も似ている。
昨季、大卒1年目で新人最多タイ記録の13得点を挙げた三笘は“先輩”仲川について「スピードがあって、カットインからのシュートやクロスなど1人いるだけで脅威になる選手。ドリブラーとして少しタイプが違うが見習うべき点が多く、参考にさせてもらっている」と印象を語った。
19年にJリーグMVPに輝いた仲川だが、昨季は負傷に泣き18試合2得点に終わった。昨季3得点を許した“後輩”三笘に対しては「緩急のつけ方がうまく、非常にやっかいな選手。(チームとして)止めにいくと思うので三笘君にも楽しんでもらえれば」と“宣戦布告”した。
昨年王者と一昨年王者の神奈川ダービーで幕を開ける今季のJリーグは、J屈指のドリブラー対決からも目が離せない。