川崎・三笘 期待集まる2年目「楽しみの方が強い」日本代表や東京五輪への思い明かす
史上最多20チームで争われるJ1は26日の川崎-横浜M戦(等々力)で開幕する。インタビューに応じた新人最多タイ13得点で川崎の圧倒的なリーグ制覇に貢献した東京五輪世代MF三笘薫(23)は、日本代表や東京五輪への思いを明かし、2年目のテーマにはミドルシュートを挙げた。
◇ ◇
鮮烈な印象を残した昨季から、今季の三笘にはさらなる期待が集まる。
「去年は自分の価値がすごく伸びた。もっと伸ばしたいし、いろんな人に自分のプレーには価値があると思ってもらいたい。去年の活躍がある中、どれだけのパフォーマンスができるのか自分自身でも楽しみの方が強い」
進化を期す2年目のテーマにミドルシュートを挙げた。
「去年はペナルティーエリア外からのシュートが少なかった。プレーの幅を広げないと世界では戦えない。コウチーニョ選手(バルセロナ)はよく見て参考にしている」
日本代表入りを待望する声は日増しに高まり、夏には東京五輪も控える。
「五輪では二度とない経験ができるし、活躍すれば選手としての価値も上げられる。小さい頃から日本代表でやりたいと思っていたし、海外でプレーして、W杯に出たいという目標も持っている」
1学年上だが同じ1997年生まれのMF中山雄太(ズウォレ)らは既に海を渡った。
「海外でやっている選手は成長スピードも速いが負けていられない。小さい頃の『何歳でどこに行く』という目標からすると成長が遅れている部分はある。フロンターレでやっていることは間違ってない。今できることを最大限やっていく」