J1神戸 三浦監督続投理由問われ「可能性をACLで感じた」サポーターカンファレンス
J1神戸は20日、オンラインによるサポーターカンファレンスを開催し、2月1日付で社長に就任予定の徳山大樹副社長執行役員(31)らが参加したサポーター約400人の質問に答えた。
昨季は9月に4季連続となる監督交代が行われ、三浦淳寛監督(46)が就任。アジア・チャンピオンズリーグこそ準決勝に導いたが、リーグ戦では終盤6連敗を含み、14位と低迷した。徳山副社長は「リーグ戦は非常に悔しい思い。期待を裏切る結果になったことは受け止めている」と不本意な結果だったことを認める。
チーム編成を担う平野孝スポーツダイレクター(46)は三浦監督続投の根拠を聞かれ「就任した当時は失点が多かったので守備の構築から始まってACLで一定の成果を出せた。今後は崩して得点というところの可能性をACLで感じた部分もあり、継続するというかたちになりました」と説明した。
神戸は17日に背番号を発表し、今季に臨む三浦監督のメッセージも発表した。これが監督続投の発表だと受け止めたサポーターもいたため、編成の遅れを指摘する質問も出た。平野SDはこれについても「我々としては昨年よりさまざまな議論を重ねていく上で、監督は続投するというかたちをとっていた。元々、リリースは継続の場合は出さないとなっていた。もしそれが遅いというような誤解を招いていたのであれば、今後どのようなリリースがベストなのか検討しなければいけないかなと思っています」と編成が遅れたわけではないことを強調した。